メルちゃんとゆかちゃんのトイレを発見して以降、便器とどう戯れようか考えていた。
人生でこんなに便器と戯れようと苦悩したことはない。
前回調べたとおり、フタを開けると音楽が流れ、
メルちゃんゆかちゃんの排泄物を流すだけの単純な遊び方のおもちゃである。
単純なものほど工夫が難しい。
単純なものほど奥が深いとはよく言ったものだ。
これはなかなか難しい。
そこで考えたのが、フタを開けて、何が入ってたら面白そうか?ということだ。
この平和な音楽と、可愛らしい排泄物と、何が入っていたらギャップがあって楽しいのだろう?
色々検証してみた。
・・・。
ぱかっ!
まずは1000円札を入れてみた。
平和な音楽と平和なう○こと金というギャップを考えてみたのだが、いまいちだった。
ためしに娘に見せたのだが、
何も入ってない冷蔵庫を見た時のような顔になったので、
これはいまいちだということがわかった。
続いて、
ぱかっ!
みんな大好きバニアさんだ。
これは娘には好評だったのだが、私がそんなに面白くなかった。
このまま流されそうなところはちょっと面白いのだが、
可愛いおもちゃに可愛いものをプラスしても、そこまでパンチがないことがわかった。
続いて、
ぱかっ!!
あんぱんまんを入れてみた。
「あんぱんまん、こんなところで何してるの?」
と突っ込みたくなるこの組み合わせは、開発当初は私にはとても面白かった。
この「えっ?」顔も素晴らしい。
驚いたのはこっちである。
面白いので娘にも見せてみた。
これは意外と好評で、トイレからあんぱんまんが出てきたというギャップは別にして、
いないいないばぁ的な感じで面白いようだ。これは大成功と言えよう。
最後にもう1つ試してみた。
ぱかっ!
便器に飛車が入ってることなどそうそうないだろう。
将棋界でもけっこう重要な駒である。
ただ、王でなくてよかったとは思う。
そんなギャップが面白くて、1人で笑ってしまった。
娘には不評だった。
便器と1日戯れてた日だった。
娘に好評な遊び方の開発ができたので、今日は良い日だ。