シルバニアファミリー

バニア、家を買う

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先日、娘が4歳の誕生日を迎えた。
日々大きくなっていく娘に目を細める毎日だが、成長するにつれて父と離れていく感じがして、切なくなる時もある。

そんな中、誕生日プレゼントに何が欲しいか聞いてみると、バニアの新居が欲しいとリクエストされた。

別に見下してるわけではないが、まぁあんな小さいものだから、家の大きさもたかが知れている。大きくない=値段も安い ということで、本当にそれでいいのか?後悔しないか?と一応聞いておき、快くOKした。

さっそく近所のおもちゃ屋へ出掛け、どの家が欲しいか聞いたところ、とんでもないものがあるのにその日初めて気がついた。

娘がリクエストしたのはこれである。

豪邸だ。
私ですら持ち家ではないのに、彼らはこんな豪勢なマイホームを手に入れた。すでにルームシェアも始まっているようだ。

こうして小銭を稼いでいるのだろう。

思えば娘がこの家をリクエストしたのも、大人には聞こえない声でバニアが娘に耳打ちし、この家を指定したのかもしれない。思えばたまに娘がブツブツ独り言を言いながら遊んでいるが、あれはそういった交渉をバニアがしていたのかもしれない。

とにかく、我が家のバニアの領地が拡大したのは確かだ。こうして少しずつ領土を広げ、他のぬいぐるみ等からショバ代を回収し、私腹を肥やしてさらに領地を広げていくつもりなのであろう。

優秀そうな幹部も買わされた。

すでに次世代(跡継ぎ)の事も考え、セットでそれなりに手頃な家族を買わされた。今後は世襲制にする事で、しばらく自分の覇権は安心というワケか。この商売の巧さ、先見性、なるほど、ロングセラーになるわけだ。

しかし、一家の主としてこのまま見過ごす訳にはいかない。我が領土に反逆を企てる勢力が育っているという事実を知った今、放っておくほどバカではない。

 

思えば三国志の英雄、劉備玄徳も、関羽と張飛とそのへんを観光している程度であれば、後々曹操や孫権に煙たがれることもなかったであろう。へんに諸葛亮とかと手を組んでちょっかいを出すから戦になるのだ。

幸いにもバニア軍はまだそこまで勢力を拡大していないので、我がお父さん軍との兵力差は未だに歴然だ。それこそ夜襲でも仕掛けない限りはこちらが劣勢になることはないだろう。

問題は、どうやって娘に怒られずに貴奴らを排除するかだ。おそらく黙って捨てたりすると、「お父さん、大嫌い」という核兵器が使われるに違いない。それが発射されると、お父さん軍は壊滅的ダメージを与えられる。二度と立ち上がることができない。そしてバニア勢はその切り札を持っている。それを承知の上でのこの領土拡大なのだ。まったくもってしたたかな奴らである。

私も大人なので、なんとか和平に持ち込もうとは思っている。だが、彼らの出方次第だ。

とりあえず、寝首を狩られないように用心して、今夜は眠るとしよう。

-シルバニアファミリー

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