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何もしてない休み

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普段、暇さえあればおもちゃと遊んでいたが、今日はおもちゃを一切触らずに過ごそうと思った。たまには距離を置くことも大事だろう。こんなに遠く離れていると愛はまた深まっていくのと、誰か昔歌ってた気がする。

しかし、おもちゃもなしに子供と遊ぶのもまた難しいものだ。日頃いかにおもちゃに頼ってきたかも今実感できた。バニアさんにいたっては、あんなに小さいボディーにも関わらず、よくもまぁ娘と長い間遊んでくれたものだ。

エリーちゃんたちに関しては、心なしか安堵の表情を浮かべているのは気のせいだろうか?まぁ彼女たちの普段の働きぶりからすると、たまにこうして休みを与えるべきであろう。給料はあげないけど。

さて、娘とどうして遊ぼうか。
いざおもちゃたちに休暇を与えると、なんとも選択肢が狭まるものである。妄想遊びにするか、相撲でもとるか、それで半日ももたせられるとも思えない。

こうしてみると、自分自身に娘と遊ぶ能力が備わってないのにも気づく。正直遊びがあまりにもつまらなくて、バニアやエリーにあたった時期もあったが、いま思うと「じゃお前見本見せてみろ!」と反乱を起こされても仕方のない態度だった。

今の私の会社の縮図のようだ。能力のない上司からあれやれこれやれと言われ、「じゃあんたやってみなよ!」と逆ギレすると、以降何も言われなくなるということに。まぁそんなんだから会社も傾いてるのだろうが、私もまさにその上司のような状態になっている。

 

 

そんなこんなしていたら、娘が飽きてどこかに行ってしまった。どうやら先週のプリキュアを観るらしい。

 

 

テレビを夢中で観ている娘の後ろ姿を観ていると、遊ばなくていいという安堵感と、徐々に自立していく寂しさを同時に抱く。いまこの時は、父親<テレビなのだ。父の順位はいずれ母>ペット>友達>>>>超えられない壁>父となるのだろう。その時までは、一緒に遊んでいたい。いや、そんな時などこないでくれ。

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