相変わらず順調に増えている。
シルバニアファミリーの良い所は、1つ1つがそこまで高くはない。
だが、確実に家計を削っていける値段だ。
その微妙な値段設定が上手いと感じる。
娘に買ってとせがまれたとき、高くはないから買えるけど、どうしようか?と迷う。
私は以下の計算式でその時は判断している。
娘の抵抗=お金を払う抵抗
左辺の方が大きければ、迷わず買ってしまう。
右辺が大きければ、断固として買わない。
この計算の前に、
「最近おもちゃを買ってあげたか?」
という条件分岐はあるのだが、最終的にこういう判断をしている。
あなたも少なからずこの計算はあるはずだ。
もし娘が急に原付が欲しいといった場合、
娘の抵抗<お金を払う抵抗
となるため、私の財布は固く閉ざされる。
だがバニアを買うにあたっては、そこまでのハードルがない。
缶ジュースくらいの感覚で買ってしまい、結果
このように大所帯となる。
気づいたら自分の財布も軽くなっている。
まるで上手な人と指す将棋のようだ。
気づいたらもう取り返しのつかないところまで追い詰められている。
しかしこうしてマジマジと見ていると、
なんでこんなに可愛いんだろうと思ってしまう。
彼らと同居してだいぶ長いのだが、
男の私から見ても、この愛くるしい瞳、ぼてっと出たお腹、短い手足、
どの角度から見てもかわゆい。
可愛いからむやみに乱暴な使い方もできず(ヘリで飛ばそうとはしたが)、
男親にとって遊び方がとても難しい。
先日は輪ゴムで飛ばして遊ぼうかと考えたのだが、
冷蔵庫に直撃した音を聞いて可哀想になってしまったのでやめた。
そこで、今回は将棋駒として使う遊びを考えた。
先手、棒バニア戦法。
バニアが成って成功。
手筋、ふんどしのバニア。王と飛車の両どり。
中央にユカちゃん。
この遊び方はなかなか娘にも好評だった。
将棋駒を失くされる心配はあるが、
ご家庭に将棋盤があれば、ぜひ試してみてほしい。
最近、娘のおもちゃと意外と楽しく遊べている自分がいる。